キース・アサリコンビ解散?「無茶苦茶でござりまするがな」「マーカス・ショウ」と検閲「エログロナンセンス」は平和な社会。

2018年02月14日

「マーカス・ショウ」が開催された1934年( 昭和9年 ) 日本は平和な時代だった。

NHK連続ドラマ「わろてんか」北村隼也がアメリカで見て憧れていたのが「マーチン・ショウ」の企画でした。


史実では吉本興業が「マーチン・ショウ」ではなく「マーカス・ショウ」を1934年(昭和9年)アメリカより招聘しています。


1934 昭和9年の日本は日中戦争前、軍部の力は強くなっていますが、まだまだ平和な社会でした。


昭和9年には私たちの良く知っているものが次々と誕生した年でもありました。


ちょっと昭和9年を覗いてみましょう。


■ 1934 昭和9年の出来事


1月 東京日比谷に地上6階、地下1階、収容人員2810名という【東京宝塚劇場】がオープンしました。


こけら落としは月組公演で、レビューは《花詩集》が演じられますが、途中電動舞台装置の故障などで30分公演が中断するハプニングも起こります。


翌日からは一般公開もされ、当時はまだ【宝塚少女歌劇】と呼ばれていたこの時の公演は大成功を収めます。


2 有楽町に日比谷映画劇場が開場します。

50銭均一の洋画邦画を上映する劇場で人気となります。


3月 満州国で帝政が実施され、 愛新覺羅溥儀が皇帝に即位します。


同時に皇帝即位を71カ国に通告します。


アメリカから初来日したマーカス・ショー劇団の公演が日本劇場にて開催されます。


警視庁の検閲によって胸やへそなど隠される事になりますが、予想以上の大入りとなります。


地下鉄【銀座駅】が開業し、これによって浅草~銀座が14分半で結ばれます。


4月渋谷駅前に【ハチ公】の銅像が建てられ、その除幕式がハチ公も参加して盛大に行われました。


新橋演舞場で特選漫才大会が開かれます。

吉本興業の東京進出興行で、横山エンタツ、花菱アチャコらが【しゃべくり漫才】を披露します。


5月 フランス映画【にんじん】が封切られます。

前年には翻訳本がベストセラーとなったこともあって空前のヒットとなります。


6 国産自動車を製造していた【ダット自動車商会】が、合併などを経て【日産自動車】と改称します。


銀行員の初任給が70円という時代に自動車1台が1350円という価格で、一般的にはまだまだ手の届かないものでしたが、【日産自動車】は以降大量生産体制に入り、少しずつ自動車が受け入れられるようになっていきます。


7 【朝日世界ニュース】が毎週上映されることになります。


テレビのない時代としては、映画館でニュース映画が上映されていましたが、この頃から新聞社製作のニュース映画の上映が増え、この後も【読売ニュース】や【東日大毎国際ニュース】などが上映されます。


この月に明治製菓から【クリームキャラメル】が発売されます。


8月 東洋一と言われる同潤会江戸川アパートが新宿区小川町に完成します。


過去10年の経験を基にエレベーターや集中暖房、ラジオや電話等を完備し、娯楽室や共同浴場なども備え、中には部屋にガス風呂が備えた部屋もありました。


現在のマンション等が、この江戸川アパートを基本にして作られたとも言われ、当時としては贅をつくしたアパートで、政治家や作家、女優なども入居していました。


9月 三菱電機は名古屋にオール電化のモデルハウス【電気の家】を建て公開します。


10月 この頃人気となった登山やハイキングの影響で、新宿駅は30万人の乗降客となります。


 11月東京渋谷に、ターミナルデパートの東横百貨店(現東急東横店)がオープンします。

地上7階地1階で大阪の阪急と同じようにターミナルデパートとしてのオープンです。


ベーブルースやルイゲーリックら米大リーグの選抜チームが来日し、銀座でのパレードは、交通マヒが起こるぐらいの人出となります。


日本の選抜チームとの対戦成績は、アメリカ大リーグチームの1818勝という圧倒的な強さでしたが、この来日がきっかけで、日本で初めてのプロ野球が誕生する事になります。

尚、この一連の試合の中で唯一相手打線を1点に抑えたのが、当時17歳の沢村栄治投手です。


12月日本で初めてとなる【大日本東京野球倶楽部(現読売巨人軍)】が発足します。 


森永製菓はゆであずきの缶詰を生産します。

35銭)


それまでは生産困難と言われていましたが、缶詰化に成功した事で、慰問袋や戦地での食料として大量生産されます。


■ 昭和9年と言う時代はどうでしたか?


今から84年前、東京宝塚劇場や日比谷劇場がオープンしたり、東横百貨店やハチ公、地下鉄の銀座線が日本での初めての地下鉄として登場しています。


しかもプロ野球が出来たのもこ年なんです。

 

最後に私の好きなゆであずきの缶詰まで登場した年なんです。


なんとなく平和な日本が想像できます。


これ以降だんだんと日本は戦時色が強くなっていきます。


こんな時代だからこそ吉本興業の「マーカス・ショウ」の興業は大成功となったのです。


ほんと平和って大切だなと思います。


人々が笑って楽しめるのは平和な世の中だからこそです。


笑いと平和をいつまでも


You'll find that life is still worth while, if you just smile.


もしも君がほほ笑んだなら人生は生きる価値がまだまだあるってことがわかるだろう


By  チャップリン


Smileより一節




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