今日はちょっと以前に気になった話しをしてみたいと思います。
■ ちょっとへんじゃない現代の還暦
以前、馴染みの飲み屋の大将と話しているとき「おれも、もう還暦だ」と言われました。
6月頃の話しです。
還暦。
いまでは満60歳のことですね。
もとは数え61歳のことです。
「ああ。もう還暦ですか」と言うと「まだだ」と言う。
誕生日が7月らしい。
「まだ誕生日を迎えていないから還暦ではないぞ」と言いたいらしい。
うーぬ。
ちと考えてしまいました。
なんでかって
■ 還暦とは
還暦とは、つまり暦が還るってことです。
十干と十二支。
甲乙丙丁戌己庚辛壬癸
子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥。
暦は十干十ニ支が組み合わされています。
その組み合わせが一巡するのが60年かかるのです。
暦が、そのすべての年数を経験して再度初めに戻るので還暦です。
数え年だと無理がない。
年が明けて暦が還ったときに61歳になり、還暦になります。
現代は「還暦は満60歳」だと思っているから不思議な話しになります。
■ 年があければ暦はかわっている。
還暦の本来の意味では暦がかわる1月 1日から還暦を迎えるのです。
自分の誕生日がくるまでは「まだ還暦じゃないよ」と言うとなかなか不思議な話になっしまいます。
つまり、社会では暦は還っているのに、当人の暦は還っていないと言うことになるのです。
現代の還暦は本来の還暦の意味からはずれてしまっているようです。
■ 現代の還暦
昔の日本は個人ではなく、社会や家族を大切にしたため数え年で歳を数えていました。
こんなに個人の誕生日を大切にし、満で数えるようになったのは戦後になってからなのだそうです。
現代の還暦は満60歳です。
現代は満60歳の誕生日になって還暦祝いをします。
その人が60歳まで健康で長生きしたことをお祝いすることが、メインになっているのです。
まあ、言葉の意味は違っていても、個人を大切にする現代の社会は素敵な社会なのかも知れませんね。
■ 現代人、還暦‼︎ ちょっと違うんじゃないの。
馴染みの飲み屋の大将と話しているとき「おれも、もう還暦だ」と言われた。
6月頃のことである。
還暦。
いまでは満60歳のことですね。
もとは数え61歳のことです。
「ああ。もう還暦ですか」と言うと「まだだ」と言う。
誕生日が7月らしい。
「まだ誕生日を迎えていないから還暦ではないぞ」と言いたいらしい。
うーぬ。
ちと困りましたな。
■ 還暦とは
還暦は、つまり暦が還るってこと。
十干と十二支。
甲乙丙丁戌己庚辛壬癸
子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥。
暦は十干十ニ支が組み合わされている。
暦が、そのすべての年数を経験して再度初めに戻るので還暦。
数え年だと無理がない。
年が明けて暦が還ったときに61歳になり、還暦になる。
現代は「還暦は満60歳」だと思っているから妙なことになる。
■ 年があければ暦はかわっている。
つまり、暦がかわる1月 1日から還暦を迎えるのです。
自分の誕生日がくるまでは「まだ還暦じゃないよ」と言う。
なかなか不思議な話です。
社会の暦は還っているのに、当人の暦は還っていないと言うのです。
本来の還暦の意味からはずれてしまっているようです。
■ 現代の還暦
昔の日本は個人ではなく、社会や家族を大切にしたため数え年で歳を数えていました。
こんなに個人の誕生日を大切にし、満で数えるようになったのは戦後になってからなのだそうです。
現代は満60歳の誕生日になって還暦祝いをします。
言葉の意味は違っていても、個人を大切にする現代の社会は素敵な社会です。