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今日3日は横浜をぶらり。
みなとみらいから
赤煉瓦倉庫
天気が良くて気持ちがいい
お腹が空いたので
ネットで美味しい中華そばを調べて
中華街へ
お店の名は「徳記」
なかなか見つけられない
中華街の辺鄙な所に
なんだか大丈夫か?
失礼な話ではあるが
ドアを開けると
「いらっしゃいませ」の一言もない
店の片隅で女将が一人
勝手に座って
「豚ばら麺」と声をかける
出て来た豚ばら麺
お店や女将の様子に期待が出来ないのかと思いつつ食べてみると
なんと美味しいのです。これが
豚ばらは柔らかく
おつゆは甘いほんのりとした味
中華街のどきつい味よりも
あっさりとした和の味
へえっ
美味しいじゃん
この店
作家の池波正太郎がこう書いている
「中華街の大通りから一筋外れたところにある支那飯屋の〔徳記〕も、その時期の私が見つけた店だ。あえて、むかし風に支那飯屋とよびたい。」
「さびれた裏通りの袋小路の奥にある〔徳記〕のラーメンのうまさ
手打ちの、腰のつよいそばが、いまでも食べられる。」
ほんとにそうだ
それにしても女将の客に対する態度は強烈だ
「ここは相席になっている」と言って相席をお客にしいる。
まあ、お店の場所と女将の態度にこの暖かいほんわりと美味しい豚ばら麺。
このギャップがへんに居心地が良かった。